[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一体誰でごさるかの巻
ぷいにゅ「へっ!?・・・えーと・・・どなたでしたっけ?」
失礼重々なのは承知で聞く。
女「ほらっ、マリ(仮名)だよ、小学校の時一緒だった・・覚えてる?」
そう言われて脳内HDDに検索をかける。
小学校小学校・・・・つか高校はおろか大学でさえ覚えて無いのにそんな遥か過去覚えてるわけねっつの。
大体今となっては小学校の頃と顔も体型ももちろん中身も大分変わってるだろ。なんでわかるんだよ僕が。
つーか胸でけぇよこいつうへへ・・・関係なかった。本筋に戻ろう。
小学校か・・たしか1学年で2組しかなかったよな。1クラス30人ちょいで男女ほぼ半々だったな。
一緒だったということは同じクラスか、いやいつ同じだったんだ。たしか2年置きにクラス変えだったから
3,4年生か5,6年生か。マリマリ・・・・いたっけかな。
当時の僕も女子とは結構喋ってたし家に遊びにいってたから大抵の女子は僕を知ってはいると思うが。
記憶を辿るが僕のポンコツ脳内HDDは検索結果を表示してくれなかった。
ぷいにゅ「・・・・えー・・・・・・うーん・・・・」
マリ「あははっ、やっぱ覚えてないかー。もう10年前だもんね。」
そうか、僕ももうそんなに年を取ってしまったのか。年は取りたくないものよのう。ふぉっ。
ぷいにゅ「ごめんね・・・。あんま人の名前覚えるの得意じゃないんだ。」
マリ「いいよいいよ。あっ、じゃあさこれから喫茶店いって話しない?」
ぷいにゅ「・・・・・・・は?」
痴漢男よろしく高デシベルのバックボイスが出る。これ自然に出るんだね。ちぃ覚えた。
ぷいにゅ「あっ、ごめん!・・・・・・えっ、えっ?」
うろたえる俺カコワルイ。女性への免疫がここまで薄まっているとは自分でもわからないもんだ。
マリ「昔の話とかもしたいしさ!いいでしょ?」
なんだか自分勝手な奴にも思えてきたが女性のお誘いなんてこれから先1度あるかないかという
瀬戸際で生きている僕にとって断る理由など微塵もなかったのは言うまでもない。
ぷいにゅ「おっけー、いいよー。」
今更自然を装っても遅いことは承知。だがおどおどするよりはマシ。
マリ「じゃあいこー!」
このエロゲ的な急展開に全力でうかれてやんぜ!ってことで続く。